気軽に始めるイラスト!楽しもう~

kigarunieo.exblog.jp
ブログトップ

<   2018年 07月 ( 9 )   > この月の画像一覧

b0314689_13361345.jpegこの日、少女の前にあの馬車の人は現れませんでした。それからいく日も馬車は彼女の前に現れることはなく、少女が何日か前に売った売り上げが、底をつき始めると、また両親はきつくあたりました。その夜、少女はまた、悲しくなって森の少年に会いに行き、今日のことを話しました。少年は彼女の話をやさしくうなづきながら、長い時間聞いてくれました。波立っていた彼女の心は静かな夜の水面のように悲しみが消えて行きました。少女は、この時間がずっと続けばいいのにと思いました。
少年もまた、少女のことが可哀想で、ひどい両親の元になんか帰らずにずっと自分のそばに、この森にいればいいのにと思いました。けれど、それが絶対にできないことは、少年が一番よく知っていました。
* *
少女が翌日、花を売れ残らせて、家に帰ったので、恐る恐る扉を開けると、えらく機嫌のいい両親の顔がみえました。母親がすぐに駆け寄り、少女の両肩抱えて「あんた、やるじゃないか。隣町の工場長の息子さんが、あんたをお嫁に欲しいと言って来たよ。今日、立派な青年が、従者を連れて挨拶にきたのさ。」
そして今度は両手をギュウギュウと握って、「一目惚れしたそうだよ。町で花を売るあんたに。」お相手はあの、花を全部買ってくれた人だった。父親は酔っ払いながら、まわりの悪い舌で「世の中にはあり得ないような、おいしい話が、あるもんなんだなー!お前は幸せもんだ。お前と結婚したら、この町の工場も再建してくださるそうだ。」と飲み干したコップにお酒をこぼしながら、また注いでいました。娘が大金持ちと結婚すれば自分たちに暮らしも心配はいらない。そう考える二人はどんちゃん騒ぎ。母親は彼女をじっと見て、「勿論結婚するだろう?日取りは決めてある。来週の日曜日さ。」大きな声で笑い声をあげていました。
来週の日曜日!?少女は、愕然としました。彼女の心に浮かんだのは少年の淋しそうな顔でした。
〜つづく〜


[PR]
by kigaruni_eokaku | 2018-07-31 00:34 | 物語 | Comments(0)

今回の台風は、風!


b0314689_23080137.jpegこんばんは。今回の台風は、雨も降ったけど、風がきつくて怖かったですね。皆様のおすまいの地域は大きな被害はなかったですか。
何が恐怖って、夜中に目が覚めて窓からバイクを見たら、無事だったのが、朝起きたら見事に倒れてた。。。ちょうど、この、うちの猫のように・・・。べたんとね。
前回の雨台風の時に、やむを得ず走って、帰ってきて金物ドブ板上でポテゴケしたばかり。こんどは逆向きにコケてました。
あー。バイク乗りなら、この嫌な感じ、きっとお分りいただけるかと思います。
外出する前に、ひとまず起こして起きましたが、帰って来てエンジンかけるまでは、ちょっと不安でした。・・・無事かかりました。ホッとしたー。もう台風と酷暑は、いいです。お腹いっぱいです。。。

[PR]
by kigaruni_eokaku | 2018-07-29 23:19 | いろいろ | Comments(0)
b0314689_22263200.jpeg次の日、また、少女の前に昨日と同じ馬車が現れて、今日も大金で花を買ってくれました。家に帰ると、両親は、新しいきれいな洋服を着て、テーブルには、すごいご馳走が並んでいます。その上、また少女が大金を持って帰って来たのだから両親は少女にどんどん優しくなりました。両親に優しくしてもらい、笑顔で食卓を囲む、それは、少女がずっと憧れていたことでした。でも、両親の態度の変わりようは少女にとってうれしいどころか、この上なく悲しい出来事でした。両親が優しくなるのはお金を持って帰った時だけだということがよく分かったからです。
少女は家を飛び出しました。少年に会いたくなり、森へと向かっていました。先へ先へと歩いて行くと、少年は最初に会ったよりも少し奥の湖のほとりで歌をうたっていました。それは美しい声でした。少女は、少年の歌を聴いていると辛かったことが嘘のように和らいでいくのでした。
それから二人は毎夜、少女の仕事が終わったら会うようになりました。しかし少年は、少女がお昼に会いたいというと、きまって悲しげに首を横にふるだけで何も話してはくれません。
少女は少年も自分と同じようにどこかの厳しい親方のいるお店か何かで働いていて、それどころではないのだろうと、考えるようになりました。でも少年が時折、風に揺れる不思議なほどきれいな青い前髪の間から見せるさみしい目は少女の心に何かをうったえているようでした。
軽い眠気から覚め、夜明け少し前に少女が花を摘んで帰るとき、ふと気づくといつも少年は彼女の前から黙っていなくなっているのでした。そういえば、少女は少年がどこに住んでいるのか知りませんでした。
〜つづく〜


[PR]
by kigaruni_eokaku | 2018-07-28 00:05 | Comments(0)
I夜が明けると、少女はいつものように、町へ花を売りに行きましたが、やはり町では少女の花を買ってくれる人はありませんでした。少女の売り声ばかりが通りに響いていました。通りの店のショウウインドウに夕日が映り、そして、街灯の灯りが灯り、辺りがだんだん暗くなってきたので、少女が諦めて帰ろうとしたときです。上品な馬車が横を通りかかり、少女の所で止まりました。「お嬢さん、その花をください。」馬車の中から声がしました。顔は見えませんでしたが、優しそうな青年のさわやかな声でした。「なにを、いくつ、致しましょう。」少女が尋ねると、「その、かごの中に入ってるのを全部ください。」馬車の中の人がそういうと、御者が皮b0314689_23402540.jpegの袋からお札を何枚出しました。「あの・・・。」少女は困ってしまいました。少女の持っている花は、全部買っても金貨2枚といったところです。「そんな大金を出されましても・・・。わたしには、お渡しするお釣りがありません。」少女がうつむいていると、馬車の中の人が、「これでも足りないくらいですよ、とても美しい花です。」御者が彼女の花を受け取ると。お札を3枚渡しました。少女は慌ててお金を御者に返そうとしましたが御者はにっこりと笑うと、すぐに行ってしまいました。あまりの大金に、動き出した馬車を追いかけましたが、追いつくはずもなく、仕方なくそのまま家に持って帰りました

すると・・・どうでしょう。両親は急にやさしくなりました。工場が潰れて働くところがなかった2人にとっては思いがけない大金、しばらくは遊んで暮らせるとばかりに大喜び。母親は少女にニヤニヤと笑いかけながら、「今夜は家で寝ていいよ。」と言いました。少女は疲れていたのですぐに眠り込んでしまいました。
そうとは知らずに、また少女が現われるのではと、野原で少年は待っていましたが、勿論、その夜は会えませんでした。とても少女のことが気にかかりました。

〜つづく〜


[PR]
by kigaruni_eokaku | 2018-07-25 21:52 | 物語 | Comments(0)

迷走する水筒。

b0314689_22564560.jpegこんばんは。今年の暑さに、水筒を何本も買ってしまっています。えっ?水筒は一つあれば十分だろう?それが、迷走しています。
1個目はseriaで気に入って買いました。しかし、密閉は出来ません的なことが書かれてあり、いや、そんなことないよ、このれてないよと、油断していたら、ある日、バッグの中で、シミシミ。あーーーー。で、それから、ギュギュっと閉めるように心がけていたら、私の馬鹿力で、パリンと不吉な音が。割っちゃいました・・・。はい、ちゃんとは閉まらなくなりました。お家用に。で、奮発して、1500円のアルミボトル、猫型、買いました。これです。超可愛い。でも、入る量が少ない。
うん。でも長い時間冷たいし、あったかい。パッキンあるから、こぼれない。
しかし、最近暑すぎて、仕事に持っていってもこれじゃ足りない。結局いろはすを買って足した。そもそも私の水筒に入ってるのは、いつも、年がら年中、正真正銘の水道水。だから、なくなればどこでも汲める(笑)。いろはす足してOK!(笑)。
b0314689_23303186.jpeg
上のパンダ柄の水筒は、ダイソー。中身のつつを凍らせておいて、のみものを入れたら、薄れずに、ちべたい。というタイプ。パッキンもあって、持ち手も閉めやすく、気に入って買った。が、自分の不注意で、肝心の中身を冷凍庫で割ってしまった。。。悲しい。
今は普通の水筒二号として活躍している。
思うのは、世の中のステンレスボトルのデザインが、可愛くないってことなんです。私的に。もれなくて、保冷保温の高級なやつはみんな可愛くない。もっと、可愛いがらとか、色、形あってもいいんじゃないのかなと思う。そして、気に入って買ったこのネコ水筒も、今、ヒゲが消えようとしている。。この写真は買ってすぐだからね。
まだまだ、迷走します。もう買わないけどね。(笑)

[PR]
by kigaruni_eokaku | 2018-07-24 07:15 | いろいろ | Comments(0)
b0314689_21351049.jpeg☆時代背景、国のイメージなどはマッチ売りの少女などがふつうに道にいるような時代と街くらいの感じかな〜とざっくり思い描いて頂ければ。どこにでもあるような話ですが、メチャクチャお時間あるようでしたら、読んでいただけたら幸いです。☆

ある小さな町に15歳になる娘が住んでいました。少女は5歳くらいの頃に子供のいない今の両親の元へ養女として孤児院からもらわれて来ましたが、実際には、働き手としてもらわれたので、愛しんで育ててもらったことはありませんでした。

少女の仕事は森で花を摘んで売ることでした。花は、1日にいくらも売れませんでしたが、売れたお金は全て両親の手へ渡っていました。
彼女の両親は、町の人がほとんど勤めている、工場で働いていましたが、ある日その工場が潰れてからというもの、町中の人が暮らしていくのがやっとという生活になり、誰も花など買ってくれなくなってしまいました。
何日も何日も、花の売れない日が続きました。少女がお金を持って帰らないと、両親は彼女に辛くあたるのでした。そしてとうとう、1週間がすぎたある日の夜、少女は家に入れてもらえませんでした。仕方なく日没の薄暗い道をいつもの花を摘む森へ歩いて行きました。自然と足がむいたのです。
月明かりの森の野原に腰を下ろすと、夜露の山の匂いといっしょに、色々な花の香りがしました。
ふと、後ろから人の気配がして、振り返ると、少女と同じくらいの年頃の男の子が、立っていました。少年は不思議な青い髪をしていて、静かな瞳でした。挨拶をする代わりに、少女に微笑みかけて来ました。少女も同じように笑みを返しました。
しかし少年は、少女がすぐに悲しい顔になってしまったので、心配になって「どうしたの?」そう声をかけ、少女の横に座りました。今までの話をしました。少女が生まれてから今日までの話、全部です。なぜか、今日初めて会った彼に全てを話してしまいました。
それはきっと、少年も自分と同じくらい淋しい目をしていたからかもしれませんでした。でも少女は聞いてもらっただけで、ずいぶんと気持ちが軽くなりましたし、少年にも彼女と過ごした時間は淋しさを紛らわせる以上のあたたかさをもたらせたのでした。
東の空が白んで来ました。少女は今日売る花を摘んで、一生懸命カゴに入れ始めました。カゴがいっぱいになるくらいの何本目かの花を摘んだ時でしょうか、顔を上げ、辺りを見回したのですが、少年は忽然といなくなっていました。少女の横には、夜明け前の青い色の風が吹いているだけでした。

〜つづく〜

[PR]
by kigaruni_eokaku | 2018-07-23 10:24 | 物語 | Comments(0)
b0314689_21380451.jpeg

こんばんは。毎日ありえないくらい暑いですが、皆さまお元気ですか?
実は普段のイラストを描くのと同じくらい、子供の頃から、物語を考えるのも大好きです。長々書いては、ノートが増えてますが、今回、実家を片付けていて、発掘したものがありました。それが、こまったことに、そんなに長くないし、ほぼ終わりに近い所まで書いてるのに、オチがちゃんと書かれていませんでした。。。読み返すと説得力も変なとこがあり、若げのいたり??とはいえその頃より老いた自分も、我ながら、何が言いたいねんと頭を改めてひねって、練り直し。
一応完結をみたので、ここに、イラストと共に載せてみようかと思いました。
自分にペンネームとか、こっぱずかしくて、あまり、だいぶ、好きではないのですが、いつもと違った観点ということで、こういうプロジェクトをする私、または、こういうことに賛同して、誰かもいっしょに活動する拠点とかのネーミングでもいいかなってことで付けてみました。《雪雲/ゆきぐも》です。名前の由来としては、最近暑すぎて、頭おかしくなりそうだし(笑)、雪が降って来たら、涼しくなってうれしいな、あの冬場のなんとも言えないグレーの雲が好き、それだけです(苦笑)。
前置きが長くなりました。
というわけで、明日より、不定期連載で、童話風?物語を載せたいと思います。
すっごく、死ぬほど暇な時があれば読んでやってくださいね。タイトルは月と花、宝塚歌劇ではありません(苦笑)。

[PR]
by kigaruni_eokaku | 2018-07-22 22:03 | 物語 | Comments(0)

降りすぎの雨雨雨

こんばんは。。
嫌になるくらい降ってます。怖いくらい降ってます。皆さまのお住いの地域はいかがでしょうか。大事に至っていないことを祈ります。
今日は朝からずっと降ってました。
明日も降るらしく、怖いですね。今日は携帯電話に災害の避難しなさいの文言が入ったけたたましい音のお知らせが、複数回なって、本当に気持ち悪い日です。
ちなみに昨年末まで使っていた携帯電話はガラケーでしたから、みんなは鳴ってるけど、私は鳴らない、ってのがよくありました(^_^;)当時はそれが不安でしたし、逃げ遅れるとか助からないのは困るなと思ったりしていましたが、今日のように頻繁に鳴ったらかえって不安をあおるので、あの緊急事態に対応してないガラケーが懐かしいような気もいたしました。
どうかどうか、どこにも何も大変なことが起こりませんように!昨日会った猫たちもちゃんと屋根の下、安全な所にいますように。

[PR]
by kigaruni_eokaku | 2018-07-05 21:35 | いろいろ | Comments(0)

またまたネコを描く

b0314689_23561853.jpegこんばんは。よく降ります。ネコ、描いてみました。
今日は出先でネコ4匹会う、という、ラッキー。
しかも柄が楽しい、サビ柄、たぬき色、キジトラなど。
そして私がなんか好きなピーナツ猫。
個人的にピーナツネコと呼ぶのは、柿ピーに入ってるピーナツくらいのつぶらな瞳のネコ(笑)。
今日のなかにこれがいました。
まだ中ネコ(半分子猫)だったんだろな。可愛かった。

[PR]
by kigaruni_eokaku | 2018-07-05 00:12 | いろいろ | Comments(0)

イラスト教室のレポート 自作のイラスト、手作り品の紹介など。


by kigaruni_eokaku
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る